ラジオ・サポート・ハセガワ RSH:Radio Support Hasegawa
HF帯~6m & 144/430/1.2GHzEME / マイクロ波~ミリ波帯実験局

登録点検事業者が行う落成検査について

RSHは、無線局登録検査等事業者として総合通信局に代わり落成検査等の法定点検検査業務をサポートします。あわせて、落成検査に必要な申請書の作成支援、試験電波発射届、工事完了届までの業務を一貫して行います。
RFI対策や電波防護指針への対応も万全ですので、安心してQRO(500W、1kW)変更工事が可能です。
RFI対策が心配な方、技術力はありながら時間がなくて諦めている方はご相談下さい。

1. 登録点検事業者が行う落成検査とは

電波法の「全無線局の新設・変更・定期検査に適用される書面検査制度」にもとづき、無線局の新設検査、変更検査、定期検査については、登録検査等事業者制度を利用して免許人が登録事業者へ点検依頼をして、総務省総合通信局の書面検査を受検する制度です。

2. どのようなメリットがあるのか

  1. 検査段階で見つかる技術的な課題を解決します

    RFI対策などが不十分なままで検査に入り是正勧告を受け中断、出直しにするのではなく免許人と一緒になって事前調査などを実施して事前に問題解決にあたります。
  2. 電波防護指針、新スプリアス規格に対する適合評価(*1)の委託支援

    同指針に対する技術検討書の作成および妥当性の評価支援及び新スプリアスへの適合確認
    (登録点検)
    を致します。
  3. 免許状がお手元に届くまでのフルターンキー方式での支援

    面倒な変更検査の申請書作成支援、試験電波発射届、電波障害調査、落成検査及び工事完了届など、担当官調整を含む手続き及び点検実施に伴う、近隣へのRFI(電波干渉)などの技術的な問題が発生した場合もその対策を支援し、免許状が届くまで一貫して支援します。
  4. 検査日を休祭日にも指定出来る

    ウイークデーのみならず、休日や祭日の落成検査が可能です。
  5. スピーディな免許取得

    申請支援から検査、落成までの業務を一貫して支援しますので、短期間で免許状の入手が可能です。
    入手までの期間は、通常でご依頼頂いてから 約3~4ケ月程度必要です。
注)*1 200W以上の変更申請、再免許更新時に「スプリアス発射等の強度確認届出書」でクリーンな電波を確認し総通局への手続き推奨します。

  1. 委任状

    電波法に基づく無線設備の各種申請、届出の一切の業務権限について、「委任状」を提出頂きます。
  2. 「無線設備等の変更申請書」の作成

    お客様(免許人)との事前調整が終えて、申請に必要な情報により
    1. 変更申請書を作成(FT-8等運用の適合表示無線設備への付加装置追加手続の簡素化に対応)
    2. 「1kW変更に必要な工事設計検討」(電波防護指針の検討含む)資料を作成
    3. 新スプリアスに対応する計測確認要否の検討
    4. 免許人と打合わして総通局への確認、調整を行い提出資料の仕上げ
    5. 免許人の確認を頂いて、次のステップとして申請書を“所管の総通局に提出する”
  3. 上記の変更申請書の提出

    担当官への説明、調整を十分に行います。(場合により直接説明し提出)
    受領審査での総通局からの問合せ、質問等の対応は、RSHが窓口となり免許人と調整して対応します。
  4. 「無線局指定事項・変更許可通知書」

    申請してから通常で約3~4週間以内で許可されて、RSH経由で免許人へお届け。
    同時に次の準備作業等についてご連絡します。
  5. 「試験電波発射届」の提出

    RSHが作成して、速やかに総通局へ届出の手続きを致します。
  6. 近隣「電波障害調査」の実施  <<免許人ご自身で実施願います>>

    当然のことながら実施前にコモン・モード・フィルター等各種フィルターを用いた対策が必要です。
    通常最短でも1ケ月程度の期間は必要ですので余裕をもって計画、事前準備が必要です。
    疑問点などは、その都度お尋ねください。適宜サポート致します。
  7. 「無線局 変更工事完了届」の提出

    近隣住宅(数軒)へ依頼した「電波障害調査依頼書/回答書」を回収出来たところで、
    RSHが”障害の発生なし”を精査・確認して、対象住宅の地図上での位置を明記した”電波障害調査の回答”として添付書類を作成します。
    変更工事完了届“収入印紙(¥2,550)貼付”し、RSHが所管の総合通信局へ提出します。
  8. 「登録点検」の実施

    立ち合い日程を調整して、点検事業者等規則第2条2項に規定する業務実施方法書に基づいて、無線設備の変更に係わる点検を実施します。
    「スプリアス発射及び不要発射の強度確認届出書」及び「登録点検結果通知書」は、1週間以内に免許人へ提出します。
  9. 「無線設備等の点検結果報告書」の提出

    RSHは、上記の“スプリアス確認届出”及び”点検結果通知書”に、SASEを同封して「無線設備等の点検結果報告書」を所管の総合通信局へ速やかに提出の手続きをします。
    提出後の受領審査段階での総通局からの問合せ対応、及び書面検査の進捗状況のフォローなどもRSHが行い、免許状の早期落掌に努めます。
  10. 「無線局検査結果通知書」と共に ”無線局免許状” の受領

    無線局検査結果通知書と共にアマチュアもしくは実験局の免許状が発給されます。
    RSHが受け取り申請内容の通りであることを確認して、免許人へ送付します。
    「検査結果通知書」
    検査結果通知書
    「アマチュア局免許状」
    アマチュア局免許状
    「実験局免許状」
    実験局免許状
    「実験局免許状 別紙」
    実験局免許状 別紙
以上の流れですが、各段階で詳しい説明をしつつ、速やかにQRO免許の入手を支援致します。通常で免許状入手までの所要期間は、依頼を受けてから通常で概ね3~4ケ月です。